UFFALO STEEZ - WASSUP
私が思うにスケーターの握手で最も一般的なスタイルは、お互いの右の手のひらを打ち鳴らし、その後に拳を軽くぶつけ合うとういものだ。これは国内のパークでも、海外のビデオでも同じように見受けられる。しかしながら必ずしもそうとは限らず、ハイファイブの後に拳をぶつけたり、両手でハイファイブ、手のひらは使わず拳だけ、あるいは挨拶の時は普通の握手派という人もいる。更に仲間だけで交わされる特殊な握手も含めると多様性を極め、一筋縄ではいかないものだ。相手が真っ直ぐ握手を求めている仕草を読み切れず、その手をうっかりパチンと弾いてしまうとほのかなばつの悪さを感じ、親しみを込めて交わそうとしたはずの手の挨拶が、逆にお互いの無関係を強調したようで、なんとも不毛な心地になるものだ。今回はそんな噛み合ない挨拶を題材にした映像。演技のわざとらしさが少し気にはなるが、一度でもその噛み合わないばつの悪さを体感した事があるのならば、共感出来るのではないだろうか。
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