2013年5月1日水曜日

スケートと膝の痛み

Knee Skateboarding; Creekwood Session

20代半ばに一人始めたスケートボード。ソフトウィールを履いて街を流し、時折ダウンヒルというゆるいスタンスでずっと滑ってきたが、およそ二年前、32歳を迎えたばかりの私は急にスケートに熱中しだした。なんでまたそんな年齢で急に熱を上げたのかと言えば、一緒に滑る仲間が増えた事と、カービングだけでも楽しめる宮下公園が出来た影響が大きい。転んでも笑い合える空気を吸うと、楽しいだけではなく上達しようとする意欲も沸いてくる。しかし、その沸き立ち溢れ出る意欲に肉体がついてゆかない歯痒さを最初の頃に味わう事となった。いざ滑りに行きたくても膝の痛みが中々引かない。老人のようにかがむだけでも膝に手をつかなければ辛い状況。トリックのイメージだけが膨張し、晴れ上がった午後のふて寝に紛れ込む夢の中でバンクからすっ転ぶ始末だった。そこで知人の医学療法士に意見を仰ぐと、ストレッチをしっかりと行いウェイトを減らすか筋肉をつければある程度はカバーができる、足にパワーアンクルを着けて椅子に座ったまま足を地面と水平になるように上げて、ゆっくり下ろす、それを筋肉痛が引くたびに繰り返すトレーニングを積めば痛みは和らぐだろうという助言を頂き、早速試してみると効果覿面。やはり30歳を過ぎて調整もせずに急激な運動を始めるとガタがくる事が身に沁みると共に、先生の言う通り筋肉である程度はカバー出来るのが解った。最近はそれをやらなくとも膝の痛みには悩まされない。膝の痛みでスケートに限界を感じている方には是非ともお勧めしたいトレーニング法だ。

追記:安全性は未だ謎だが、聞いた話によるとプラセンターも関節の痛みには結構効くらしい。

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